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金型製作において、高精度で安定した加工が求められる中、
当社ではワイヤーカット加工機を駆使して、品質と生産効率を両立させています。
今回は、ワイヤーカット加工機による金型部品作成のメリットと、
こだわりのワイヤー加工の一部をご紹介いたします。
ワイヤー加工で金型製作を行うメリット
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ワイヤー放電加工機での金型部品製作には、以下のようなメリットがあります。 1. 高精度な加工で寸法公差の厳しい部品も対応可能 ワイヤーカット加工機は±0.001mmレベルの微細な寸法公差にも対応可能です。特に、当社のように垂直度や寸法公差管理が重視される部品製作において、その精度は欠かせません。 2. 複雑形状の再現性が高い CADデータ通りに細部まで加工が可能なため、複雑な曲線や内部形状も高い再現性で仕上げることができます。これにより、設計自由度が向上し、製品の機能やデザインに革新をもたらします。 3. 硬材料の加工にも強い 焼入れ鋼や超硬合金などの硬材料も、工具摩耗を気にせず高精度に加工可能です。これにより、耐久性の高い金型部品の製作が可能になり、金型の寿命も延長されます。 4. 切削工具の摩耗が少なく、安定した品質を維持 従来の切削加工では工具摩耗が品質に影響しますが、ワイヤーカット加工機は常に新しい電極ワイヤーを使用するため、品質のばらつきが少なく、安定した生産が可能です。 5. 後工程の手間を軽減し、生産効率を向上 バリが少なく、表面が滑らかなため、後工程の仕上げ作業が最小限で済みます。これにより、生産効率が向上し、納期短縮にもつながります。 当社では、これらのメリットを最大限に活かし、少人数ながら効率よく金型製作を行っており、一貫した金型製作から、お客様のご要望に応じた最適な金型部品も提供しております。ワイヤーカット加工を活用した高精度な金型製作をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 お問い合わせはコチラ
鏡面仕上げもおまかせください
金型の鏡面仕上げは、金型内部や突起部分の表面を鏡のように滑らかに仕上げる加工です。
これにより、製品の外観品質や機能性が向上し、製造プロセスの効率も改善されます。
通常、鏡面仕上げには研磨工程が必要ですが、
ワイヤー放電加工機では、精密な放電制御によって加工後の表面粗さが極めて小さくなり、追加研磨を最小限に抑えることが可能です。
高精度なエッジや溝、複雑な表面形状でも滑らかな仕上がりが得られます。
ワイヤー加工機で仕上げた部品がこちらになります。
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非常に面が綺麗に仕上がっていることがわかります。 緻密なプログラムによって高精度で加工するワイヤー放電加工機により、 少人数で効率の良い部品作成を行っております。
まとめ
精密加工と高品質仕上げの両立を可能にし、金型や精密部品の製造工程を効率化できるワイヤー放電加工機は本当に奥が深く、
当社でも日々試行錯誤を行いながら様々な加工に取り組んでおります。
これからもその中で得ることができた様々な情報をご提供してまいります。
ワイヤー放電加工での部品加工などでお悩み事がありましたら、
当社までぜひご相談ください。